エアージャパン・ブランディング
「AirJapan」と「ANA」、2つのブランドを運航する航空会社のブランディング
ANAのようなFSC(フルサービスキャリア)ではなく、PeachのようなLCC(ローコストキャリア)でもない、新しい価値を提供すべく生まれた第3の選択肢であるAir Japan。没個性になりやすい中庸のポジショニングにおいて、エッジの効いた独自性を目指したブランディング・プロジェクト。
Overview
企業ブランドの確立
「AirJapan」と「ANA」の 2ブランドを運航するというビジネスモデル上、明確な企業イメージを表現しずらい企業構造でした。今後の路線や採用の拡大の為、企業としての姿勢や独自性を訴求する為、運行ブランドの上位概念を定義し、ブランディングの軸としました。
Strategizing
PROFESSIONAL TEAM
元々、様々な国内外のエアブランドで働いてきた社員が多く、多様な価値観や働き方が柔軟に受け入れられてきた企業風土に基づき、プロフェッショナル人材がお互いの経験とスキルを尊重しあって力を発揮するチームとしての姿を “PROFESSIONAL TEAM” とシンプルに定義し、”グローバル + 日本流” の ミックス・カルチャーを体現していきます。
Developing / refining a “Forte”
Forte 01
“PROFESSIONAL TEAM” というコンセプト
コーポレート・ブランドの軸として、対外的に発信するメッセージやクリエイティブ開発の指針として機能しています。
Activating
コーポレートサイト
“PROFESSIONAL TEAM” を全面に押し出したコーポレートサイトを開発しました。リリース後、サイトでの訴求内容に共感した採用の応募者も出るなど、早々に手応えを感じる結果となっています。
機内販売プロダクト
初期プロダクトとして、エコバックと氷川神社とのコラボによる御朱印帳をデザイン、大空に舞う飛行機の飛翔感や爽快感を表現しました。また、エアージャパン独自の商品開発ルールを設計し、商品の戦略的な拡充支援を行なっています。
Project information
Client:
株式会社エアージャパン
Expertise:
Corporate Branding, Communication, Product Development
Year:
2023-
Team:
Kenji Utsunomiya
Mayu Takahashi
Mihoko Homma
Ryo Takahashi