山中塗ブランディング
産地の組合企業が結集した日本三大漆器のブランディング
600余年の歴史をもつ漆器産地であるにも関わらず、卸を中心とした流通により一般的な知名度は高くなかった山中塗。その真の価値を伝え、産地の持続的な事業を可能するための五カ年プロジェクト。
Overview
山中漆器産地の持続的発展の為の「山中塗」ブランドの確立
Strategizing
伝統を前進させる
Developing / refining a “Forte”
「山中塗」ブランド
山中漆器は伝統的な木製漆器に加え、ウレタン樹脂で成型された近代漆器も含め、漆器の一大産地となっています。従来はそれぞれが別物として扱われてきた商品を、「塗り」という共通の提供価値に基づき、新ためて「山中塗」というブランド商標で統合し、軸を持った訴求を行なっています。
ものゝぐ
山中塗が誇る木地挽きの技術力を表現しつつ、現代のテーブルウェアとしても魅力的な形を追求。また、古くから漆器の色として認識されてきた朱と黒を現代のライフスタイルに合う色みに再定義し、産地の塗師の方の協力を得て、何度も試作を重ね開発しました。
COLESSAE
近代漆器の開発にいち早く取り組んできた山中塗だからこそ持つ塗りの技術を最大限活用しつつ、多忙な現代に求められる機能性を”ワンストップウェア”という新たなコンセプトで表現。更にはバイオマス素材を使用したサステナブルな商品に仕上げました。
Activating
公式オンラインストア
Instagramアカウント
「山中塗」ブランドを産地に根ざした歴史・風土、職人とともに立体的に訴求すべく、テーマ毎にInstagramアカウントを立ち上げ、その運用を行なっています。
Project information
山中漆器連合協同組合
Total Branding、VI Design、Communication、Degital Promotion、Marketing
2020-
Kenji Utsunomiya
Mayu Takahashi
Mihoko Homma